アルティメット公式ルール

20. タイムアウト

  1. 20.1. 「タイムアウト」をコールする選手は、両手、もしくは片手とディスクを使って「Tの字」を作らなければならない。その上で、「タイムアウト」とコールしなければならない。
  2. 20.2. 得点が入り、次のプルへの準備完了合図までの間、両チームの選手は誰でもタイムアウトを要求することができる。タイムアウトが取得された場合、得点から次のプルを投げるまでの時間が【75 秒】延長される。
  3. 20.3. プルの後、ディスクを所有しているスローワーのみがタイムアウトを要求することができる。タイムアウトは、「Tの字」が形成されると同時に開始され、75 秒続く。このようなタイムアウトでは、以下のルールが適用される。
    解釈:プレイ中にタイムアウトをコール

    スローワーが所有権を確立した場所と異なる場所にピボットを確立するために移動しなければならない/できる場合、その場所にピボットを確立する前にタイムアウトをコールすることができる。つまり、スローワーがターンオーバー後にディスクを拾い上げ、ターンオーバーの場所がセントラルゾーンでない場合、すぐにタイムアウトをコールすることができる。その場合、タイムアウト後にピボットを確立する場所にディスクを置かなければならない。

    解釈:タイムアウト後の遅延

    タイムアウト後のプレイ再開には、10.5 のディレイ・オブ・ザ・ゲームのルールも適用される。

    補足:付帯資料を使用する試合では、該当するセクションを参照して適用される特定のタイミングを確認してほしい。

    1. 20.3.1. タイムアウト中の選手交代は認められない(インジャリーの場合のみ認められる)。
    2. 20.3.2. タイムアウト取得時のピボットの位置から、プレイを再開する。
    3. 20.3.3. スローワーは、タイムアウト取得前と同一の選手である。
    4. 20.3.4. スローワー以外のすべてのオフェンス側の選手は、プレイングフィールド内のどこかに静止し、ポジションを取らなければならない。
    5. 20.3.5. オフェンス側の選手のポジションが確定した後、ディフェンス側の選手はプレイングフィールド内のどこかに静止し、ポジションを取らなければならない。
    6. 20.3.6. ストールカウントは最大 9 から再開する。ただし、マーカーが代わった場合は、「ストーリング 1」から再開する。(例)プレイ中断時点のカウントが 3 であれば、ストールカウントは「ストーリング 4,5,6…」と再開する。
  4. 20.4. プレイが有効な状態で取得可能回数を上回ってスローワーがタイムアウトをコールした場合、プレイは中断する。マーカーは次に発声するはずだったストールカウントに【2 を加え】、チェックからプレイを再開する。2 を加えた後にストールカウントが 10 以上になる場合は、ストール・アウトによるターンオーバーとなる。
    解釈:Time-out between points or during a stoppage

    If a team calls “time-out” between points, or during a stoppage, but their team has none remaining, then the time-out call has no affect.