アルティメット公式ルール

14. 得点

Steinarのコメント(非公式!):Point, goal and game

Also see section 4; it contains information on what happens after you score.

  1. 14.1. イン・バウンズの選手が有効なパスをキャッチしたうえで、以下のような状況が発生した場合に得点となる。
    解釈:「キャラハン」ゴール

    事象:オフェンスがディスクを投げたが、ディフェンスの選手がオフェンス側の自陣エンドゾーン(ディフェンスの攻める方向にあるエンドゾーン)内でパスをインターセプトした。

    結果:ディフェンスの得点となる。

    理由:公式ルール 14.1 の通り、有効なパスをキャッチして最初の設置個所が攻める方向にあるエンドゾーンの中であった場合は得点となる。どのチームからのパスであるかは述べていない。

    補足:キャラハンゴールという言葉はこのタイプのゴールの非公式な用語である。

    解釈:得点後のスロー

    事象:攻める方向にあるエンドゾーン内でディスクをキャッチしたが、その選手は気が付かずにディスクを投げた。

    結果:ゴールとなって、継続のパスの結果は関係ない。

    理由:公式ルール 14.1 では得点した選手が気が付かなくてはいけないと述べていない。よって、もし誰かが明確な視点を持ってそれをゴールと宣言すれば、それはゴールである。得点が決まるとディスクを他の場所に投げることができないので、その行為は無視することができる。

    備考:得点となったかどうかが不透明である(最もよく見える位置に居た選手同士で合意が得られなかったり、一つのプレイが異なって見えたりした)場合、継続のパスの結果は有効である。

    補足:選手はエンドゾーン内でパスをキャッチしたかどうかを決めるためにサイドラインに居る人に意見を求めることができる。しかしコールの最終決定の責任は選手にある。

    エンドゾーン内でパスをキャッチした後にキャッチに関連して地面と接触する前にディスクを投げてパスが成功しなかった場合、これはターンオーバーである。

    得点ではないがエンドゾーンに入ってしまい、スローワーがゴールラインまで移動している間は他の選手は移動できる。

    解釈:ゴールのキャッチ

    エンドゾーンにいる選手が両手でディスクを叩き、一瞬だけディスクをコントロールした後、コントロールを失ってディスクが地面に落ちることを「クラップスパイク」と言う。「クラップスパイク」は、パスをキャッチし、そのキャッチした状態を 1 回以上目に見える形で維持しておらず、定義によるとパスの所有権を確立していないため、ゴールにはならない。

    補足:選手が走りながらエンドゾーンでパスをキャッチし、そのキャッチした状態を 1 回以上目に見える形で維持して、キャッチに関連して地面と接触に耐えた場合、走り続けながら故意にディスクを離すことができる。

    解釈:サイドラインに近いゴールのキャッチ

    事象:エンドゾーン内のサイドラインにとても近い場所でパスをキャッチした選手がアウト・オブ・バウンズに出て所有権を獲得した。

    結果:(アウト・オブ・バウンズのエリアに接触せず)エンドゾーンに接触しながら(回転していないディスクを少なくとも2つの身体部分の間に挟むことによって)パスをキャッチする限り、これはゴールとなる。

    補足:エンドゾーン内でパスをキャッチした選手がアウト・オブ・バウンズに触れて所有権を獲得する前にファンブルをした場合、地面にディスクが落ちる前に再度所有権を獲得してもしなくても、これはターンオーバーである。

    1. 14.1.1. キャッチした選手の地面との接地箇所すべてが攻めているエンドゾーン内に完全に入っている場合。または、空中でキャッチした選手が着地した際の接地箇所すべてが攻めているエンドゾーン内に完全に入っている場合。
      解釈:エンドゾーンとの接触

      明らかにつま先で先に着地してそのまま踵で着地すれば、つま先が最初の接触点である。足全体で着地して最初に足のどの部分が地面に接触したのか判断できないときは、足全体が最初の接触点である。

      エンドゾーンのラインはエンドゾーンではないことは覚えておかないといけない。

      Steinarのコメント(非公式!):Jumping from out of bounds

      If you jump from out of bounds (e.g. behind the end zone) and catch the disc in the air, it doesn't matter if you land in the end zone; the disc becomes out-of-bounds the moment it touches you (see annotation on 11.7). (There is probably an exception for Callahans, which are weird in general.)

    2. 14.1.2. この時、ディスクをキャッチした選手は、ディスクの所有権を確立するとともに、キャッチに関連して地面と接触している間はキャッチを維持しなければならない(12.112.1.1)。
  2. 14.2. 選手は、得点が発生したと考える場合、「ゴール」をコールすることができ、プレイは中断する。コンテストとなった場合、もしくは「ゴール」のコールが取り下げられた場合は、チェックからプレイを再開しなければならない(コールは所有権が確立された時点で発生したとみなされる)。
    解釈:コンテストとなったゴール

    レシーバーが所有権を維持している場合のコンテストやリトラクトされたゴールの後、全ての選手はレシーバーがパスの所有権を確立したときに居た場所に戻るべきである。

    補足:得点をしたと合理的に推測でき、得点を決めたかのように振舞えば、これは「ゴール」のコールをしたとして扱われるべきである。この「ゴール」のコールはプレイが止まり継続したプレイは無効である。

  3. 14.3. 14.1 によって得点となった場合を除き、ディスクを所有している選手が攻めているエンドゾーン内に入った場合、その選手は、最も近いゴールライン上にピボットポイントを確定しなければならない。
    Steinarのコメント(非公式!):Throwing from inside the endzone

    This rule means that if you make a pass from inside the endzone (i.e., without having at least one foot on the line, or outside the endzone), the other team can a travel violation (18.2.4.1, 18.2.6). See 18.2.6 and 18.2.7 for what happens next.

  4. 14.4. 得点の発生のタイミングは、選手がディスクの所有権を確立した時点である。
    解釈:ゴールコールとタイムキャップ

    ゴールについて協議があり、協議の末にゴールが確定した場合、タイムキャップのルール上、選手が所有権を確立しエンドゾーンに接触した時点でそのターンは終了したものとみなされる。

    ただし、協議が終了するまでターン間の制限時間は開始されない。

    Steinarのコメント(非公式!):Buzzer beaters (see also)

    4.5.1 and my comment on it is relevant for understanding what happens near the end of the game.